馬渕君がSCAM2024で発表しました
本研究室のM2馬渕君が2024年10月7〜8日にかけてアメリカで開催されたThe 24th International Conference on Source Code Analysis & Manipulation(SCAM2024)で第一著者として投稿した下記の論文を発表しました.
Wataru Mabuchi, Yutaro Kashiwa, Kenji Fujiwara, Hajimu Iida: “An Empirical Investigation Into the Use of Dockerfile Preprocessors for Docker Image Management”, In Proceedings of The 24th Source Code Analysis and Manipulation (SCAM2024), Oct. 2024.
SCAMはソースコードの分析や操作に関する理論,技術,アプリケーションに関する研究を扱う国際会議です.
本研究では複数環境に対応したDockerfileを生成するためのスクリプト群であるDockerfile Preprocessors(DPP)の使用に関する実証的な研究を行いました. GitHubから146つのDocker official imagesを対象とし,分析を行った結果,
(1)DPPプロジェクトは,DPP非採用プロジェクトよりも多くのイメージをサポートし,より頻繁にリリースすること.
(2)DPPの採用により,Dockerfile作成の労力が軽減されるものの,リリースやコミットアクティビティは促進されない可能性があること.
を明らかにしました.