福本大介君がSANER2023で発表しました

本研究室M2の福本大介君が2023年3月21日〜24日にかけて開催された30th IEEE International Conference on Software Analysis, Evolution and Reengineering (SANER 2023)で下記の論文を発表しました.

Daisuke Fukumoto, Yutaro Kashiwa, Toshiki Hirao, Kenji Fujiwara and Hajimu Iida, “An Empirical Investigation on the Performance of Domain Adaptation for T5 Code Completion”, 30th IEEE International Conference on Software Analysis, Evolution and Reengineering (SANER 2023), Mar. 2023.

SANER2023はIEEEが主催するソフトウェア解析,進化.リエンジニアリングに関する国際会議で,統合前の会議も含めると今回で30回目の開催となる歴史あるトップカンファレンスです.福本君が投稿したERAトラックでは,30本の投稿のうち12本の論文が採択されました(採択率40%).

本研究では深層学習に基づくコード補完モデルが,プロジェクトのコーディング規約に違反するといった問題に対して,対象プロジェクトのソースコードを用いたドメイン適応の改善効果について調査しました.実験結果として,ソフトウェア工学における最先端のコード関連タスク向けのモデルであるCodeT5を用いた検証結果と,プロジェクトの規模による影響について説明しました.

福本 大介
福本 大介
博士前期課程