渡邉さんがEASE2024で発表しました
本研究室のM1渡邉さんが第一著者として投稿した論文が2024年6月18〜21日にかけてイタリアで開催されたEvaluation and Assessment in Software Engineering (EASE2024) で下記の論文を発表しました.
Miku Watanabe, Yutaro Kashiwa, Bin Lin and Toshiki Hirao, Ken’ichi Yamaguchi, Hajimu Iida, “On the Use of ChatGPT for Code Review”, In Proceedings of the 28th International Conference on Evaluation and Assessment in Software Engineering, pp. 375-580.2024.
EASE2024はエビデンスに基づくソフトウェア工学に関する研究に関するCoreAランクの国際会議です.渡邉さんが投稿したShort Papers, Vision and Emerging Resultsトラックでは,38本の投稿のうち12本の論文が採択されました(採択率31%).
本研究ではコードレビューにおいてChatGPTを用いる目的や開発者の反応を調査しました.GitHubプロジェクトから229のレビューコメントを収集し,分析した結果,(1) 48.9%のレビューコメントで開発者はChatGPTにレビューをアウトソースしていること (2) レビュー中にChatGPTを用いる目的は主に,実装,リファクタリング,不具合,レビュー,テストであること (3) ChatGPTを用いたレビューコメントに対して31%が否定的な反応であったこと等を明らかにしました.