JST「次世代のためのASPIRE(AI・情報)」にて研究課題が採択されました
本研究室および九州大学と共に申請した研究課題が,科学技術振興機構(JST)の「ASPIRE 先端国際共同研究推進事業」の「次世代のためのASPIRE(AI・情報)」に採択されました(総額9000万円).本研究課題は,「Context-Awareなソフトウェア開発AIの実現に向けた国際頭脳循環」をテーマに,国際的な共同研究を推進します.ASPIRE 先端国際共同研究推進事業は,政策上重要な科学技術分野において,国際共同研究を通じて日本と科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け,国際頭脳循環を加速することを目的としています.これにより,最先端の研究開発ネットワークを構築し,次世代のトップ研究者を育成することを目指します.
本研究課題では,研究代表者を亀井靖高 教授(九州大学),研究分担者を柏祐太郎 助教(NAIST)と近藤将成 助教(九州大学)として,「Context-Awareなソフトウェア開発AI」の実現を目指します(研究期間:2024年12月から2028年3月).具体的には,ソフトウェア開発における文脈を理解し,適応するAI技術の開発を行い,ソフトウェア開発における開発効率の向上や品質の向上を目指します.また,本研究課題では,次世代の研究者を育成することも目的としており,海外からトップ研究者の招聘と訪問を行います.研究室の学生(特に博士進学希望学生)も海外に長期間派遣し,次世代の研究者として育成・ネットワークの形成を行います.海外の研究協力先は,Ahmed E. Hassan教授(Queen’s University,カナダ),Gabriele Bavota教授(Università della Svizzera italiana,スイス),Alexander Serebrenik教授(Eindhoven University of Technology,オランダ),Shane McIntosh准教授(University of Waterloo,カナダ),Chakkrit Tantithamthavorn上級講師(Monash大学,オーストラリア),Lingming Zhang助教(University of Illinois Urbana-Champaign,アメリカ),Gemma Catolino助教(University of Salerno,イタリア)で,いずれも分野におけるトップ研究者です.
本研究室に配属希望で,AIに関する研究を海外で実施したい学生は是非お問い合わせください.
プレスリリースはこちら: https://www.jst.go.jp/pr/info/info1737/pdf/info1737.pdf